大学時代の友人は、大学を卒業して三年ほど企業でサラリーマンをしておりましたがその間税理士になるために独学で勉強し、資格を取得してからすぐに退職して独立開業しました。今考えると無謀な行動だと分かりますが、当時は私たち友人もとても羨ましかったものです。
入社して三年と言えば緊張感が薄れてきてフレッシュな気持ちもなくなり、そろそろ仕事に嫌気がさしてくる頃です。開業した友人はその気持ちが特に強かったのでしょう。長い時間拘束されていくら頑張っても給料は同僚と同じ。何十年と働けば出世に差がついて努力が報われることもあるかもしれませんが、それよりも独立開業して仕事をこなした分だけ収入になる士業を選んだ方がやりがいがあると思ったようです。
士業ならば個人事業として開業することができます。当時は法人化するためには資本金が1000万円以上必要でしたから個人事業として事務所を設立しました。税理士事務所ならば個人事業のデメリットである信用力の低さもさほどありません。設立当初はなかなか仕事の依頼がなく苦労したようですが、徐々に信用と実績を積み上げて成功しました。
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